パーキンソン病とは違う?パーキンソン症候群とは
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パーキンソン症候群とは??
パーキンソン症候群とは、パーキンソン病のような症状の疾患の総称です。
パーキンソン病に似ているが異なる病気、またはパーキンソン病とよく似た運動障害症状の全般を指します。
パーキンソン症候群には、パーキンソン病を含め、進行性核上性麻痺、多系統萎縮症、脳血管の病気、正常圧水頭症、薬剤性パーキンソニズムなどがあります。
緩慢な動作や手足の震え等、パーキンソン病とよく似た症状が見られます。
〇パーキンソン病との違いは?
パーキンソン病は、国が指定した難病の一つであり、レボドパ製剤という薬で不足している神経伝達物質のドパミンを補充すれば、進行抑制や症状改善が期待できます。
しかし、パーキンソン症候群は、症状は似ていても原因となる病気が異なるため、レボドパ製剤ではあまり効果が見込めません。
そのため、パーキンソン病とは違う治療が必要となります。
〇パーキンソン症候群の症状
・進行性核上性麻痺・・・発症早期から歩行姿勢が不安定で、よく転倒する
・多系統萎縮症・・・動作が緩慢、筋肉のこわばり、無表情、転びやすいが、手足の震えが少ない(タイプによる)
・脳血管性パーキンソニズム・正常圧水頭症・・・小刻みな歩行やガニ股歩き、認知症のような精神症状も同時に認められる。
パーキンソン病の疑いがあっても、パーキンソン病以外の病気の可能性もあります。
必ず専門医の診断のうえ、適切な治療を受けてください。
ほねつぎデイサービスではパーキンソン病の改善プログラムをご用意しております。
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