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「A2ミルク」って何?従来の牛乳との違いとは?
公開日:2025年02月21日
更新日:2025年03月05日
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牛乳を飲んだ後にお腹がゴロゴロするという経験をしたことはありませんか?
実は、その原因のひとつとして牛乳に含まれる「カゼイン」と呼ばれるたんぱく質が関係している可能性があります。
最近注目されている「A2ミルク」は、従来の牛乳と異なる特性を持ち、お腹にやさしいとされています。
〇A2ミルクとは?
牛乳に含まれる「たんぱく質(乳たんぱく質)」は、 約80%がカゼインで占められています。
さらに、カゼインのうちの約30%を「β-カゼイン」が占めます。
β-カゼインは「A1タイプ」と「A2タイプ」の二つが存在しており、A2ミルクとは「A2タイプ」のみを含む牛乳のことを指しています。
A2ミルクは、通常の牛乳と同じように乳牛から生産されます。
乳牛がもつ遺伝子によって、どのタイプ(A1タイプ/A2タイプ/A1・A2混在タイプ)のミルクが生産できるか決まっており、日本で生産される牛乳はA1・A2混在タイプが一般的のようです。
A2ミルクは、特定の品種の牛(ジャージー種、ガーンジー種、アイルランド種など)から搾乳され、特にオーストラリアやニュージーランドでは広く生産されています。
〇 A2ミルクの健康効果
- ・消化しやすく、お腹にやさしい
- ・乳糖不耐症の人も飲めるかも
- ・免疫力のサポート
牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする原因の一つに、A1タイプが体内で消化される際に生成される「BCM-7(ベータカソモルフィン-7)」があります。
BCM-7は腸内炎症の促進、消化器炎症の悪化などを引き起こす可能性があり、乳糖不耐症でない方でも乳糖不耐症のような症状が起こることがあるといわれています。
A2ミルクの場合、A1タイプが含まれていないためBCM-7が生成されず、消化器官への負担が軽減されると考えられています。
乳糖不耐症の人は、牛乳に含まれる「乳糖(ラクトース)」を分解する酵素(ラクターゼ)が不足しているため、下痢や腹痛を引き起こします。
しかし、A2ミルクを飲むと症状が軽減することがあるという研究結果もあります。
A2ミルク自体には乳糖が含まれているため、完全な乳糖不耐症の人には適していませんが、A1タイプのガゼインの影響で胃腸の不調を感じている人であれば、A2ミルクを美味しく飲むことができるかもしれません。
A2ミルクの栄養成分は、従来の牛乳そのままです。
牛乳にはカルシウムやビタミンDが豊富に含まれており、骨の健康を維持するだけでなく免疫機能の維持にも関係しているため、健康的な生活をサポートしてくれます。
〇 A2ミルクの取り入れ方
A2ミルクは、通常の牛乳と同じように使うことができます。
最近では、日本でもA2ミルクが市場に出回るようになり、健康志向の高い人々の間で注目されています。
他にも、チーズやヨーグルトなどの乳製品も登場しており、選択肢が広がっています。
〇A2ミルクで健康的な食生活を!
健康を意識しながら乳製品を楽しみたい方にとって、A2ミルクはおすすめです。
牛乳を飲んでお腹がゴロゴロしやすい方や、乳製品をより快適に楽しみたい方は、ぜひA2ミルクを試してみてはいかがでしょうか?
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