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口の中から整える腸の健康 〜PART1~
口腔ケアが腸にもたらす意外な影響
私たちの健康を支える「腸内環境」は、栄養の吸収だけでなく免疫や精神面にも深く関わっています
しかし最近では、その腸内環境と「口の中」の状態が密接に関係していることが分かってきました。
高齢者は、加齢による唾液の減少や、入れ歯の使用、口腔内の清掃が不十分になることで、口腔内の環境が乱れやすくなります。
こうした状態を放置すると、虫歯や歯周病だけでなく、誤嚥性肺炎や消化機能の低下といったリスクにもつながるというのは、ご存じの方も多いでしょう。
実は、口の中には腸と同じように、無数の菌が住んでいます。
これを「口腔内フローラ」と呼び、口腔内の環境が乱れて、この口腔内フローラのバランスが乱れると、腸にも悪影響が及ぶ可能性があるのです。
〇腸と口は一本の管でつながっている
口腔と腸は、消化管という一本の長い管でつながっており、口の中で始まった菌の影響がそのまま腸に届く可能性があります。
たとえば、歯周病菌や虫歯菌が唾液や食べ物とともに腸に届くと、腸内環境を乱し、善玉菌の働きを妨げてしまうことがあります。
また、口腔内フローラが乱れると、悪玉菌が増殖しやすくなり、炎症や免疫の低下を引き起こすといわれています。
私たちの腸内には、「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」という3種類の菌がバランスを取りながら共存しています。
善玉菌は腸の働きを助け、免疫を高めたり、有害物質を分解する働きを持っています。
一方、悪玉菌は有害な物質を作り出し、腸内環境を悪化させる要因となります。
そして日和見菌は、普段はおとなしい存在ですが、善玉菌が減少すると悪玉菌の味方をしてしまう性質があります。
口腔内の菌の状態が悪化すると、この腸内のバランスにも影響し、悪玉菌が優勢になりやすくなるのです。
腸内環境が乱れると口臭や口内炎が起こりやすくなり、腸管の免疫力が高まると唾液腺の免疫力も高まるなど、逆方向(口腔→腸)の影響も報告されています。
つまり、口と腸はお互いに影響を与え合っており、どちらのケアも行うことで、全身の健康を保つことができると言えるのではないでしょうか。
ほねつぎデイサービスは利用者さまのみならずスタッフの方にも健康になっていただきたいというのがモットーです。
スタッフの方が元気に明るく笑顔で利用者さまを迎え入れてくださることで、利用者さまも明るく元気になります。
皆さんも健康意識を高めましょうね(^^♪
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