介護福祉士になるには〈介護系唯一の国家資格〉
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介護福祉士とは、介護福祉系の資格の中で唯一の国家資格です。
専門知識と高度な技術を活かして利用者様の身体上・精神上のケア、現場職員の指導や育成を行います。
ご利用者さまや施設スタッフにとっても、専門的な知見を有する資格者が存在することは心強く感じるため、就職・転職の際に有利になります。
介護福祉士の資格取得には、主に以下のルートで目指すことができます。
〇実務経験を活かすルート
実務経験を活かして、介護福祉士を目指すルートです。
3年以上(在籍期間3年以上、実働日数540日以上)介護の業務に従事した方で、実務者研修を修了した方、または介護職員基礎研修と喀痰吸引研修の両方を修了した方は、受験資格を得ることができます。
〇福祉系高校に進学するルート
福祉系高校(2009年度以降入学)に進学し、受験資格を得るルートです。
高等学校または中等教育学校において、福祉に関する所定の科目・単位を修め卒業した方、または特例高等学校において、福祉に関する所定の科目・単位を修め卒業した後、介護業務に9ヶ月以上従事(実働日数135日以上)されている方は、受験資格を得ることができます。
〇養成施設に進学するルート
介護福祉士の養成施設を卒業して、受験資格を得るケースもあります。
2026年度までに介護福祉士養成施設を卒業される方は、登録申請をすれば、卒業後5年間のみ介護福祉士の資格取得者と見なされます。
しかし、その5年間以降も介護福祉士の資格を有効にするには、「卒業後5年間以内に介護福祉士国家試験に合格する」か「卒業後5年間続けて介護などの実務に携わること」のどちらかの条件を満たさなければいけません。
2027年度以降の介護福祉士養成施設の卒業者は、介護福祉士国家試験の受験が必須になります。
参照:[資格登録]介護福祉士経過措置登録者の資格登録有効期限について|公益財団法人 社会福祉振興・試験センター
https://www.sssc.or.jp/touroku/info/info_keikakigen.html
〇最も多いのが実務経験ルートでの資格獲得!
すでに介護の業界で働かれている方で資格取得を検討されているなら、実務経験ルートがおすすめです。
実際に、介護福祉士国家試験受験者の約90%は、実務経験ルートで受験資格を得ていると言われています。
実務者研修等の研修が必須となるので、資格取得を目指すなら余裕のあるスケジュールを組みましょう。
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