介護職員初任者研修って何?
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介護職員初任者研修は、介護系の資格として最初に取得することが推奨されている研修です。
介護の基礎から応用までを学ぶことができ、基本的な介護業務を行うことができるようにすることが目的の研修です。
0以前は『ホームヘルパー2級』と呼ばれていましたが、介護資格制度の変更に伴い、2023年4月に名称変更されました。
〇研修を受けると何ができるようになる?
介護の仕事には大きく分けて、食事、排せつ、入浴など利用者さんの身体に直接触れる『身体介護』と、買い物や料理、送迎など身の回りのサポートをする『生活援助』の2つに分かれます。
この内、『身体介護』は、介護に関する専門的な知識やスキルが必要なので、初任者研修以上の介護系資格を持っていないと行うことができません。
介護職員初任者研修を取得することで、この『身体介護』を行えるようになるのです。
〇受講資格・講座について
介護職員初任者研修の資格を取得するにあたり、介護業界での実務経験は必要なく、学歴や年齢も問われません。
ただし、研修講座を開講しているスクールに通学して130時間のカリキュラムを修了し、修了試験(筆記試験)で合格する必要があります。
受講料は、研修を実施する施設によって異なり、5万円から10万円程で設定されていることが多いので、いくつかのスクールを比較・検討してみましょう。
初任者研修のカリキュラムは、厚生労働省によって一律に定められているため、どこのスクールで取得しても問題ありませんが、スクールによってカリキュラムのプラン・時間割等は異なります。
例えば、平日コースや土日コース、通学または通信講座等があり、ご自身のライフスタイルに合わせて、無理なく学べる講座を選ぶことができます。
※通信による学習時間の上限は40.5時間です。そのため、全講義を通信形式だけで修了することはできません。
〇合格難易度
資格取得までにかかる期間は3ヶ月ほどが多い傾向です。
入門資格のため、試験の難易度もそこまで高くなく、主に学習した内容の確認が中心と言われています。
出題形式は、「選択式のみ」または「選択式+記述式」の場合があり、スクールによって異なります。
学習内容の復習、知識の定着がしっかりできていれば合格できる可能性が高いです。
もし合格できなくても、追試を実施しているスクールなら再試験が受けられるので、合格できれば介護職員初任者研修修了となります。
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