パーキンソン病患者さまの介護ポイント【浴室・トイレ】
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浴室やトイレは、立ち上がり、方向転換、股ぐ等、狭い場所で少し大変な動作をする場面や、滑ったり転倒の危険性のある場所です。
福祉用具を積極的に活用していきましょう。
〇浴室
浴室は滑りやすい・転びやすいので、洗い場、浴槽内にそれぞれゴム製のマットを敷き、足元までよく見えるよう照明を明るくしておきましょう。
浴室内は、シャワーチェアを置いたり、浴槽に入るときはバスボードを使うなど、できるだけ座って動作できるようにします。
浴室の手すりはL字型をおすすめします。
座っているときは横、立ち上がるときは縦の手すりが使えるので便利です。
お風呂でのトラブルは命に関わる危険性もあります。
ブザーをつけたり、一人のときは入浴しないなどの安全対策も重要です。
〇トイレ
パーキンソン病患者さんのトイレトラブルは、便秘と頻尿です。
夜間でも安全にトイレに行けるように整えておきましょう。
トイレは狭くて動きにくいので、転倒の原因となるスリッパやマットは外しておきましょう。
中で動けなくなることもあるので、ドアはロックせずに、ブザーなどを取り付けておくことをおすすめします。
トイレにも手が届く範囲に手すりを設置しておきます。
こちらもL字型が望ましいです。
トイレまで行くことが大変であれば、寝室にポータブルトイレを置くことも検討しておきましょう。
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パーキンソン病の症状まとめ
パーキンソン病介護のポイント
パーキンソン病患者様の介護で注意すること
➀衣類・着替え
➁調理・食事
➂室内・廊下
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